地植えに憧れてプランターで擬似地植えに挑戦!
2025/07/05
毎年、地道に続けているサボテンの実生が少しずつ生き残るようにってきたものの、ちょうどいい置き場所を作れず、経過年数に見合うサイズにできないことが増えてきました。
このままでは停滞してしまいそうなため、なにか成長を加速させる方法はないかな?と考えていたときに、SNSでビニールハウス内に地植えしている方の投稿を拝見。
投稿から地植えで成長が早まっている感じがしたので、試したい!と思うもうちにはビニールハウスも庭もない。
それでも、どうにかこうにか出来ないか考えた結果、大きめのプランターに植えて雨に打たれないようにビニールをかければ、地植えのような環境を再現できるのでは!?という発想が浮かびました。
ということで、擬似地植えプランター計画始動!
プランターや支柱など、必要なものは練馬のオザキフラワーパーで探してみました。
擬似地植えプランター用に購入した物
今回使うプランターは、両サイドに取手がついている持ち運びしやすそうなガレージコンテナ45型のモスグリーン。
プランター以外は屋根代わりのビニールや遮光ネットを張るために必要な支柱と留め具のトンネルパッカーを買っておきました。
アーチ型の支柱を探してみたのですが、選んだプランターに合うような小さいアーチ型の支柱はなかったため、曲げられる支柱で試してみることに。
地植えしている方がマルチシートの上から植えていたので、買ったまま使っていなかったダイソーのマルチシートも使ってみることにしました。
マルチシートを使うと良さそうだな思った理由
① 雑草が生えにくそう
② プランター内の温度や湿度が保てそう
③ 土の跳ね返りや虫がつきにくそう
擬似地植えプランター製作
必要なものが揃ったので、擬似地植えプランターを製作していきます。
1. 土を入れてマルチシートを張る
プランターの内側に土を入れる目安のラインが書いてあったので、そのラインまで土を入れてみました。
マルチシートはプランターより少し大きいくらいのサイズで切ってから、土の中にしっかりと埋め込んでおきます。
埋め込むときに、なるべくピシッと張れるように頑張りました。
ピシッと張るのが難し過ぎて、少したるみが出ましたがご愛嬌ということで。
マルチを張ったら支柱を挿しておきます。
2. 植える植物を仮配置
プランターにマルチシートを張れたら植物の配置を決めていきます。
いつもなら無計画に進めるところですが、マルチシートに余計な穴を開けないように慎重に進めました。
3. 植物を植込み
マルチシートの上に仮配置した植物それぞれのサイズにあった穴を開けながら植込んでいきます。
このマルチシートの上から植物をバランスよく植込むのが本当に難しい!
独り言をぶつぶつ言いながらやりましたw
植えた植物
写真の左側から下記のサボテンを植込みました。
- Turbinicarpus schmiedickeanus (昇竜丸)
- Gymnocalycium borthii ssp. nogolense
- Gymnocalycium (海王丸)
- Gymnocalycium castellanosii ssp. ferocius (G.ferocior)
- Ferocactus viridescens
- Homalocephala texensis (王綾波)
- Euphorbia horrida カキコ
4. 遮光ネットをかける
植込んだ後は、これからの暑い夏を無事に過ごせるように55%のシルバー遮光ネットをかけていきます。
遮光ネットをかけると上から植物の様子は何もわからない!
5. ビニールをかけて完成
遮光ネットの上からビニールをかけ、トンネルパッカーで留めれば、擬似地植えプランターの完成!
ビニールを張ってから改めて思ったのですが、手曲げの支柱が思っていたよりも尖っている。
支柱が尖ったままだと、雨が降ったときにプランター内に水が溜まりそうだったため、プランターに穴を開けて針金でなるべく雨水がたまらないように裾を広げてみました。
製作を終えての感想
擬似地植えプランターを作るのは今回が初めてだったので、途中でもっとこうすれば良かった!と思うことが多々ありました。
自分への戒めとしてまとめておきます。
手曲げの支柱の曲げ方を考える
支柱を曲げる方法を何も考えずに行ったところ、1本使えない感じの曲がり方になってしまいました。
そのため、理想の形のガイドみたいなものを用意し、それに合わせて曲げると失敗を防げそうです。
そして、支柱はプランターの奥行きに合わせて使うのではなく、横幅に合わせて使うのも良いかもと思いました!
横幅の方がサイズにあったアーチ型の支柱を探せそうな気もします。
マルチシート張る前に土に水撒いておく
プランターに土を入れた後、すぐにマルチシートを張ってしまったのですが、水を撒いておいたほうがマルチの張りや植物の植込みがもっとスムーズになった気がしました。
マルチシートの穴をもう少し大きめに開ける
マルチシートになるべく穴を開けないように意識し過ぎてしまい、小さい穴から頑張って植えたのでちゃんと植っているか不安です。
これは育つことも考えて、少し大きい穴を開ければもっと植えやすかったかもと思いました。
まとめ
擬似地植えプランター製作を終えて、改善点は多々あるものの数日経過しても脱落した苗はないので、このまま様子を見ていこうと思います!
なんとか大きく格好良く育って欲しいものです。
経過はまたアップしていこうと思います。